一、済南の概況
済南市は中国東部沿海の経済大省という山東省の省都で、省の政治、経済、文化の中心です。
済南は国家の許可した副省級の都市で、歴下区、歴城区、槐蔭区、天橋区、市中区、長清区、平陰県、商河県、済陽県と章丘市など六区三県一市を管轄しています。総面積は8227平方キロメートル、人口は569.0万人、その中、都市戸籍の人口は222.2万人です。
済南は山東省の中西部に位置して、京滬鉄道(北京―上海)と膠済鉄道(膠東半島―済南)の交差点で、南は「世界自然文化遺産」の泰山に接し、北は「中華民族の母親河」と称される黄河に臨んでいます。
済南は暖温帯大陸性季節風気候区に属して、四季の区別がはっきりしています。年間平均気温は14℃、年間平均降水量は650-700ミリメートルです。
済南は歴史が悠久で、国務院の公布した歴史文化都市です。済南は景色が美しくて、泉の水が多くて、「泉城」と誉められています。済南市の市の木は柳で、市の花は蓮の花です。
中国が改革開放以来、済南市の経済建設と社会発展は巨大な進歩を取りました。対外経済文化協力と交流は日に日に活発になり、すでに「中国経済総合的実力50強都市」と「中国投資環境40優都市」になりました。
二、インフラ
済南市は近代化的な省都都市を建設する目標をめぐって、交通と環境条件の改善を重点とする基礎工事、シンボル的建物の建設、都市の緑化?美化、名泉の保護を重点とする形象工事、住民生活サービス施設の増加を重点とする福祉工事などを実施しています。多くの重要インフラとシンボル的な建物をたち上げて、都市の様相と機能をぱっと一新しました。
済南市は相次いで新済南駅、順河高架道路、泉城広場を作り上げて、済南国際空港の一期工事を完成して、二期工事を建設しています。済南二環道路、北園道路などの50数本もの道路を新たに作ったり、改造したりして、全福立体交差橋など40数基もの橋を作り上げました。時代的風采と近代化的な息吹を持っている140数基もの高層建築が高々聳え立っています。
全市20数本もの主な道路の沿線に、喬木、潅木、草と花からなる緑化帯を形成して、1999年全市の公共緑地の面積は950ヘクタール、市街区の緑化率は35%に達しました。市街区で風格がそれぞれ異なる広場が5ヶ所新たに作られました。国際入札によって、全市最大の広場――泉城広場はできました。済南は長年「全国のベストテンの衛生的な都市」、「清潔な都市」、「総合的管理の先進都市」に連続入賞しました。
三、交通と通信
済南は華北地域の交通中枢に位置して、交通が便利です。済南国際空港は華東地域の第二大空港で、香港、北京、ハルピン、上海、広州、深圳、福州、厦門、西安、武漢、珠海、海口など都市への30数本の航路を開通して、そして済南からロシアまでの国際貨物輸送のチャーター機を開通しました。また、タイ、韓国、日本などへの国際線が開通されて、済南国際コンテナ分配中心と済南から香港までの陸路貨物輸送の通路も作り上げました。
済南の鉄道と道路も四方八方に通じて、北は北京、天津、南は南京、上海、福州、東は港町の青島、煙台に繋いでいます。済南は京滬鉄道(北京―上海)、膠済鉄道(膠東半島―済南)及び京滬、済青高速道路の交差点です。済青高速道路(済南-青島)は、済南から青島までの時間を4時間にならせて、済南-徳州の高速道路、京滬高速道路済南部分、済泰高速道路と環城高速道路は皆すでに竣工し開通しました。毎日何百本の列車が済南鉄道局から全国の各大中都市に向けて発車します。更に、済南長距離バス停の乗客量は3年連続全国の第一位に位置して、交通部に「中華第一駅」を授与されました。
済南の通信施設は比較的に整っています。コンピューター式の電話交換機が45万台もあって、また移動通信とポケットベルシステムを作り上げて、電話、テレックス、電報などで世界164の国家、地区および国内210の都市と情報を直接に伝達することができます。
四、経済発展
国民経済は急速に発展しています。全市の国内総生産は1367.8億元に達して、昨年と比べて14.5%伸びました。第一次産業の増加額は105.0億元で、5.0%伸びました。第二次産業の増加額は599.6億元で、18.0%伸びました。第三次産業の増加額は663.2億元で、13.0%伸びました。農業?工業?商業の割合は7.7:43.8:48.5です。一人当たりの国内総生産は23632元(現行の為替レートによって2855ドルに換算する)で、13.2%伸びました。
非公有制経済の規模は引き続き拡張しています。年間増加額は482.7億元に達して、22.8%伸びて、GDPの35.3%を占めて、昨年に比べて2.5%高まりました。
済南は国民経済の主導産業を育成することを重視して、機械、紡織、鋼鉄、化学工業、軽工業、食品、建築材料など優位工業の基礎の上で、国家の産業政策によって、機(高性能、高付加価値の機械製品と冶金製品)、車(先進的な特大型自動車は、改装車、オートバイ)、電(新型の電子製品と高級な家電製品)、化(近代的な生物医薬と化学工業、精密化学工業と化学繊維)を四大主導産業として発展させています。同時に、銀行と企業の協力で、18社の大規模の企業グループが規模の大きい経済を発展させるのを重点的に援助して、工業経済運行の質と効果?利益を高めました。
済南は商品のブランド戦略を実施して、絶えず優良製品の生産規模を拡大して、積極的に国内外の市場競争に参与しています。オートバイ、大規模のプレス、デジタル制御装置、高級な改装車を代表としての車?機械製品、小鴨洗濯機、松下カラーテレビを代表としての家電製品、将軍たばこ、趵突泉ビール、金鍾電子はかり、元首ニット?ウエア、双利達箱?鞄を代表としての軽工業製品などは、皆国内市場に人気があります。その中、小鴨自動ロール洗濯機と軽騎オートバイはすでに海外の30余りの国家と地区へ輸出されました。
済南は積極的に情報産業の発展を育成します。中国公衆マルチメディア通信ネットの済南情報港と中国国際電子商務センターの済南中心の使用は、世界情報ネットワークにつながる新局面を創始しました。新しく作り上げた齊魯ソフトウェア園は国家ハイテク産業のソフトウェア園と命名されて、全国4カ所の国家級ソフトウェア園の一つです。
済南は山東省で重要な商品流通の集散地です。次々と北園路、済洛路、花園路、張庄路、経十東路など5大市場群、206所の専門卸売市場、343所の農産物市場ができて、市場は768所に達して、経営面積は821万平方メートルに達しています。大観園、人民、銀座、貴和など11箇所の近代化、大規模のデパートと189本の商店街は新たに作られたり、改造されたりして、異なるレベルの消費者の需要を満たす同時に、次第に済南住民の消費理念を更新していきます。